庭木として人気の高い【アオダモ】です。
落葉樹の為、夏には新緑、秋には紅葉が楽しめます。
科属 | モクセイ科 トネリコ属 |
学名 | Fraxinus lanuginosa |
原産国 | 日本 |
別名 | コバノトネリコ アオダコ |
分類 | 落葉樹 |
雌雄 | 雌雄異株 |
用途 | シンボルツリー バット 等 |
花について
4月頃には白いふわふわした花が咲きます。
花言葉:「未来への憧れ」
「幸福な日々」
葉について
夏頃は新緑が楽しむことができ、条件が良ければ秋に綺麗に紅葉もします。
冬には葉が落ち、アオダモらしいスラっとした樹形が楽しめます。
幹について
幹には迷彩柄がでる場合があります。
アオダモの木に人気がある理由は、山の雰囲気がある樹形と幹色にあります。
アオダモの木は堅く野球のバットとしても利用されています。
イチロー選手が利用したバットもアオダモを材料として様です。
株立ち・単木について
流通しているアオダモの多くが株立ちであり、単木での利用は珍しいです。
山採りと畑作りがあり、それぞれ違うメリット・デメリットがあります。
山採り:山に自生したアオダモを掘り取りしている為、自然な姿で利用したい場合にオススメです。
デメリットとしては、畑作りの物より移植後に芽が出ない確率が高いです。
畑作り:挿し木等で畑で栽培され、利用しやすい樹形になることが多いです。
デメリットとしては、山採りの物より白い斑点が目立たない場合があります。
剪定について
アオダモは落葉樹の為、剪定時期としては11月~3月の冬期剪定が良いとされています。
しかしアオダモらしい樹形になるように剪定するには、自然の樹形をイメージする必要があります。
重なり枝や枯れ枝を透かす様に剪定をし、強剪定は極力避けバランスの良い剪定を心掛けてます。
育て方について
植え付け時期は落葉時期が適切です。
夏前後の葉がある時期に行うと、根が張れておらず水分や栄養の吸収ができなく葉が黒くなる場合があります。
最悪の場合枯れることもあります。
また土壌は根腐れを防ぐ為にも、水はけが良い状態に整えます。
根がしっかりと張るまでは、土壌が乾燥している場合は水やりが必要です。
夏の時期は日中ではなく、朝方や夕方が適切です。